帰化申請の必要書類は原本?コピー?提出部数や注意点を行政書士が解説【2026年版】

目次

帰化申請の書類は原本?コピー?

帰化申請を準備している方から、

「住民票は原本を提出する?」
「パスポートも法務局に預ける?」
「コピーは何部必要?」
「全部2部用意するの?」

といった質問をいただくことがあります。

帰化申請では多くの書類を準備するため、必要書類の種類だけでなく、「原本なのか」「コピーなのか」「何部必要なのか」も重要です。

特に東京法務局では、2026年4月1日更新の案内で、提出書類の準備方法について具体的に説明しています。

この記事では、帰化申請の原本・コピー・提出部数について、行政書士がわかりやすく解説します。

東京法務局では「正本+副本」を準備する

東京法務局では、帰化許可申請を受け付ける際の提出書類について、

・正本(原本)
・副本(原本のコピー)

を準備するよう案内しています。

つまり、住民票や各種証明書など、原本を提出する書類については、

「原本1部+コピー1部」

という形で準備するのが基本です。

東京法務局では、申請書に添付する写真を含め、すべて2部準備するよう案内されています。

ただし、必要書類そのものは申請者の国籍・職業・家族構成などによって異なります。

法務局から案内された必要書類を確認してから準備しましょう。

パスポートや運転免許証はどうする?

パスポートや運転免許証などは、帰化申請のために原本をそのまま法務局へ提出してしまうと、日常生活に支障が出てしまいます。

そのため、東京法務局では、

・パスポート
・運転免許証

など、原本を提出できないものについては、コピーを2部準備し、帰化相談の際に原本を持参するよう案内しています。

つまり、

「原本を提出する書類」

と

「原本を提示してコピーを提出する書類」

を分けて考える必要があります。

パスポートについては、現在有効なものだけでなく、国籍などによっては有効期限が切れた過去のパスポートについても確認が必要になる場合があります。

帰化申請のコピーはA4サイズで準備

コピー方法にも注意が必要です。

東京法務局では、

・コピーはA4判
・左とじにする
・左側に3cm程度の余白を設ける

よう案内しています。

例えば、パスポートや運転免許証など、A4サイズより小さいものをコピーする場合でも、A4用紙を使用して準備します。

大量の書類をコピーした後に形式を直すのは大変です。

最初に法務局の案内を確認してからコピーを始めることをおすすめします。

帰化申請で原本を準備する主な書類

申請者によって異なりますが、帰化申請では例えば、

・住民票
・課税証明書
・納税証明書
・在職及び給与証明書
・本国の身分関係書類

などについて原本を準備することがあります。

これまで当サイトでも、それぞれ詳しく解説しています。

書類ごとに取得先や注意点が異なるため、必要に応じて確認してください。

本国書類も原本とコピーを確認

帰化申請では、中国・韓国・台湾・ベトナムなど、申請者の国籍によって本国の身分関係書類が必要になることがあります。

例えば、

・出生に関する証明書
・婚姻に関する証明書
・親族関係を証明する書類
・戸籍・除籍関係書類

などです。

本国書類についても、法務局から指示された原本と必要なコピーを準備します。

また、外国語で作成された書類には日本語の翻訳文も必要です。

書類を早く取りすぎるのも注意

「帰化申請をするなら、先に全部集めておこう」

と思う方もいらっしゃいます。

しかし、帰化申請では書類によって取得するタイミングにも注意が必要です。

申請までに時間がかかると、法務局から新しい証明書の取得を求められる可能性もあります。

また、国籍証明書など、取得時期について法務局から指示を受けた方がよい書類もあります。

そのため、

①法務局で必要書類を確認
↓
②取得する書類を整理
↓
③必要な原本を取得
↓
④コピーを作成
↓
⑤申請書類全体を確認

という順番で進めるとよいでしょう。

帰化申請の書類準備でよくある間違い

帰化申請では、次のようなミスに注意しましょう。

・必要なコピーを取っていない
・コピーのサイズが違う
・古い証明書をそのまま使用している
・パスポートの必要なページをコピーしていない
・外国語書類の翻訳を準備していない
・必要な年度の課税証明書・納税証明書が不足している

特に税金関係の書類は、申請時期や申請者の状況によって必要な年度が変わることがあります。

「前に帰化した知人と同じ書類を準備すれば大丈夫」と考えず、自分に必要な書類を確認することが重要です。

東京で帰化申請する場合は東京法務局の最新情報を確認

東京で帰化申請をする方は、東京法務局が公開している最新の案内を確認しましょう。

東京法務局では、提出書類の部数やコピー方法だけでなく、国籍別・職業別の必要書類についても案内しています。

帰化申請は必要書類が多いため、最初にルールを確認しておくだけでも、コピーのやり直しや書類の再取得を減らすことにつながります。

【公式情報】
東京法務局「帰化許可申請をされる方へ」

まとめ|帰化申請は原本とコピーの準備方法にも注意

東京法務局では、帰化申請の提出書類について、基本的に、

「正本(原本)+副本(原本のコピー)」

を準備するよう案内しています。

また、パスポートや運転免許証など原本を提出できないものについては、コピーを2部準備し、原本を持参して確認を受けます。

コピーについても、

・A4判
・左側に3cm程度の余白

などのルールがあります。

帰化申請では「何の書類が必要か」だけでなく、

「原本かコピーか」
「何部必要か」
「どのようにコピーするか」

まで確認して準備することが大切です。

必要書類は国籍・職業・家族構成などによって異なるため、実際に申請する際は管轄法務局の最新の案内を確認しましょう。

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※本記事は2026年8月時点の東京法務局の公表情報を参考に作成しています。必要書類や提出方法は変更される可能性がありますので、実際の申請では管轄法務局の最新情報をご確認ください。

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この記事を書いた人

外国人ビザアドバイザー・国際行政書士。ライム国際行政書士事務所代表。空港で約9年間、多くの外国人と接し、来日後のビザや生活への不安を身近に感じてきました。海外で人の温かさに助けられた経験から、今度は日本で暮らす外国人の力になりたいと考え、就労ビザ・永住・帰化などを支援しています。

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