帰化申請の必要書類を準備していると、
「パスポートは提出するの?」
「全部のページをコピーする?」
「期限切れの古いパスポートも必要?」
「昔のパスポートを紛失している場合はどうする?」
と疑問に思う方も多いでしょう。
パスポートは、帰化申請において申請者の国籍や出入国歴などを確認するための重要な資料です。
この記事では、東京で帰化申請をする方に向けて、パスポートの原本・コピーの準備方法や古いパスポートの取扱いについて、行政書士が2026年の東京法務局の案内をもとに解説します。
帰化申請でパスポートは必要?
帰化申請では、パスポートを持っている方はその確認が必要になります。
東京法務局の2026年の案内では、
・現在有効なパスポート
・有効期限が切れたパスポート
について、保有しているものを準備するよう案内されています。
現在使用しているパスポートだけを準備すればよいとは限らない点に注意しましょう。
古いパスポートには過去の出入国に関する情報が残っていることがあるため、捨てずに保管している場合は一緒に準備してください。
パスポートは原本を提出する?
パスポートは、原本を法務局に預けてしまう書類ではありません。
東京法務局では、パスポートなど原本を提出できない書類については、
「コピー2部+原本持参」
という方法が案内されています。
つまり、パスポートのコピーを準備したうえで、法務局で確認を受ける際には原本も持参します。
帰化申請の書類には、
・原本を提出するもの
・原本を提示してコピーを提出するもの
があるため、混同しないようにしましょう。
パスポートはどのページをコピーする?
東京法務局では、現在有効なものだけでなく、失効したものを含むパスポートについて、未使用のページを除き、使用されているページをコピーするよう案内しています。
例えば、
・顔写真や氏名などが記載されたページ
・日本への出入国に関するページ
・外国への出入国スタンプがあるページ
・査証(ビザ)があるページ
・その他記載やスタンプがあるページ
などです。
「顔写真のページだけコピーすればいい」と考えないようにしましょう。
パスポートが複数冊ある場合は、法務局から案内された範囲についてそれぞれ確認することが重要です。
古いパスポートも必要?
「10年以上前のパスポートだから必要ないのでは?」
と思う方もいるかもしれません。
しかし、東京法務局では、失効したものを含め、保有しているパスポートについて案内しています。
そのため、過去のパスポートを保管している場合は自己判断で除外せず、法務局に確認できるよう準備しておきましょう。
特に帰化申請では、日本での居住状況や過去の出入国歴が確認されます。
長期間の海外滞在や出国がある方は、住所要件との関係でも確認が必要になることがあります。
古いパスポートを紛失している場合は?
過去に使用していたパスポートをすでに処分していたり、紛失していたりするケースもあります。
その場合、存在しないパスポートを新たに用意することはできません。
重要なのは、事実と異なる説明をしないことです。
古いパスポートが手元にない場合には、その事情を法務局へ説明し、担当者の指示に従いましょう。
帰化申請では申請者ごとに事情が異なるため、自己判断で代替書類を準備するより、まず担当法務局へ確認することをおすすめします。
パスポートと出入国歴は一致させる
帰化申請では「履歴書(その2)」や出入国歴に関する書類を作成します。
そのため、申請書に記載する海外渡航歴と、パスポートから確認できる内容に食い違いがないよう注意が必要です。
「昔の旅行なので覚えていない」
「出張が多くて正確な日付が分からない」
という方は、パスポートなどの資料を確認しながら整理しましょう。
出入国歴が多い方ほど、申請直前になって確認すると時間がかかることがあります。
パスポートがない人は帰化申請できない?
パスポートを持っていないからといって、それだけで帰化申請ができないというわけではありません。
例えば、
・これまでパスポートを取得したことがない
・現在パスポートを持っていない
・過去のパスポートを紛失した
など、事情は人によって異なります。
帰化申請の必要書類も国籍や申請者の状況によって変わります。
パスポートがない場合には、その事情を法務局へ説明し、必要な対応を確認しましょう。
帰化申請でパスポートを準備するときのポイント
パスポートについては、次の点を確認しておきましょう。
・現在有効なパスポートを確認する
・失効した古いパスポートも確認する
・未使用ページを除いた必要なページをコピーする
・コピーだけでなく原本も持参する
・過去の出入国歴と申請書類の内容を確認する
・紛失している場合は法務局へ事情を説明する
必要な範囲は申請者の状況によって異なる場合があります。
実際に準備するときは、管轄法務局から受けた案内を優先してください。
まとめ|帰化申請では古いパスポートも確認しよう
帰化申請では、現在使用しているパスポートだけでなく、失効した古いパスポートについても確認が必要です。
東京法務局では、保有しているパスポートについて、未使用ページを除いた使用済みページのコピーを準備するよう案内しています。
また、パスポートは原本をそのまま提出するのではなく、コピーを準備して原本を持参します。
帰化申請を検討している方は、
「現在のパスポートしか準備していなかった」
ということがないよう、過去のパスポートも一度確認しておきましょう。
大田区・蒲田で帰化申請をご検討中の方へ
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カンボジアを訪れた際に現地の人に助けられた経験から、今度は「日本で働く外国人の方をサポートしたい」という想いで、取り組んでおります。
帰化申請は国籍や家族構成、これまでの在留状況によって必要書類が異なります。
申請準備でお困りの方は、お気軽にお問い合わせください。
※本記事は2026年8月時点の東京法務局の公表情報をもとに作成しています。実際の申請では、管轄法務局の最新の案内をご確認ください。
